心の旅、魂の昇華

意義ある旅行を共有して、魂を浄化します

この小さな夢

夏の終わり,ここ

きゅうすいっぱいの清水がお茶の海を洗っている

ほおづえをついてじっとしている

キラキラした星が恋しい

ロマンチックな旅人

邪魔されることに怯むことはありません

こうきな居士

孤独で目を覚ます

真夏の風景を取り戻す

落幕の念をいだく

漂流は最高の宿命かもしれない

モンスーンがガジュマルを揺らしている

軽い、軽い

窓を揺らしているように

すべての雲のように

天涯の手紙を完結させなければならない

好きになって

足の踏み場のない旅行

風がすがすがしい便箋

考えているうちに,雲はすでに筆をおろしていた

雨滴の暢墨

幼い稲の生気をぬらした

f:id:cmeqwt658:20200806160343j:plain

山際、棚田

谷川の水が遠くの空を慕っている

細くて果てしなく流れている

ミカンの香りがさっと漂ってくる

しっしんきずのすきま

人見知りのような書体

天空の涙目

スラングは水に浸るようなものでした

黒雲のカーテン

朦朧とした境夢を立てる

雨を引く手のひら

空っぽになるのを目の当たりにした

雨が止んだり降ったりするかどうか

教えて

干上がりたくないすべての物語

最後の結末は途切れ途切れになっています

季節の間に、あまりにも多くのことを残している

空白句間

雲がほころび,石ころに晴れ色の灯がついた

さざ波のそばに野菜畑がなつかしい夕暮れにまみれている

空の凍りつくような心

夕日の懐炉遠山に抱きしめられて

土手にオレンジ色の地衣がかけてある

水がぽかぽかと休息に与える

河川の長い帰期

西から東にうねうねと続く

白い蝉の歌

甘い祭りかどうか

ほしおちの黄色い花

言い残した言葉があるかどうか

幾多の唐突な昔の事

まどぎわにこてをする

お洒落なオタクの思い

月の光に夢の中に閉じこめられてしまった

力が間に合わない

理想も遠のいている

実はとっくにわかっていた

何度も繰り返しています

毎日わかるいたずらに誤解する

毎日おずおずと別れる

空の雪と人間の月と

細々とした心との結びつき

月の光と濃い緑を計算する釈迦

重なり合うのに十分であるか

何の成果も得られなかった窓枠

待ったこともない

孟夏の花が咲く

季節の終わり、花火のない夜

晴れ渡った空はまだ咲いている

熟すような涼風

六月の心房で滔々としている